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赤ちゃんの臍ヘルニア(でべそ)を綿球とテープで圧迫治療した話

water 健康雑学

こんにちはmonakaです。

我が子が臍ヘルニアになったときの話を書きます。

臍ヘルニアはデベソです。

おへそ周りの筋肉がうまく閉じてくれないと、スキマから腸が出てきてしまうんです。

痛みはないようです。また、成長とともに筋肉が発達し、隙間は自然に閉じることがほとんどだそう。

とはいえ、親としては心配ですね。

一部、自力で治らずに手術する場合もある、と聞くとなおさら不安になります。




臍ヘルニアを治療した話


さて、我が子の話をしましょう。

産婦人科から退院後、数日でへその緒がとれました。その日は少し出血しましたが、ガーゼで保護しておいたところ、翌日には治まっていました。

2週間ほどたったころでしょうか、沐浴で裸にするとおへそが膨らんでいます。触るとジュクジュクと柔らかい。あまり気にしていませんでしたが、その後、おへそは何日経っても膨らんだままでした。特に泣くと大きく膨らみます。

そして迎えた1ヶ月検診。医師から一言、「おかあさん、これ、でべそです」「普通はこんなに出ませんよ」「放っておくと、皮膚が伸びてみっともないし、たるんだ部分が不衛生になるから、押さえますね」「何週間か様子を見ましょう」

おへそ、2cmくらいは盛り上がっていたかと思います。

綿球をおへそにあてて、テープで固定してくれました。一番上に透明なフィルムテープを貼ってくれました。

テープが外れてしまったらすぐに来てねと言われました。

…デベソかあ…治るかなあ…どれくらいかかるのかなあ…。毎日テープを貼られたお腹を見るたびに少し不安になりました。

1週間ごとに通院し、綿球とテープを交換することを3回ほど続けました。

「そろそろ押さえなくても大丈夫でしょう」と言ってもらえ、無事に治療は終了しました。

もしまたデベソになったら来てくださいと言われたけれど、その後、おへそは落ち着いていてくれました。







知り合いのお母さんから、「私のころはデベソの子のお腹には10円玉を当てて押さえていたわ」という話を聞いたことがあったけれど、まさか自分の子がデベソで治療してもらうことになるとは…。

小児科で丁寧に対応してもらえて良かったなあと思います。

通院は少し面倒でしたけれどね。受診ついでに気になることが聞けるのは大きなメリットでした。

治療完了から4ヶ月ほど経ちますが、おへそはきちんとへこんでくれています。上の子たちよりもきれいなおへそになるかもしれません…。

具体的にデベソの処置を説明

病院で受けた処置について説明しますね。こんな感じでした。

使ったものは4つ

  • 綿球
  • ガーゼ
  • テープ
  • フィルム

実際の類似商品をあげつつ詳しく見ていきましょう。

・綿球:デベソを押さえる用。おへそのくぼみにはめるように置きます。


・ガーゼ:ガーゼで綿球を押さえます。ガーゼは2つ折りか3つ折りくらい。デベソと綿球に負けないよう、少し厚みがあった方が良いです。

産院から渡されたへその緒処置用のガーゼが余っていれば、そちらが使えるかも。


・医療用テープ(サージカルテープ):ガーゼを固定するために使います。ガーゼの外側だけでなく、綿球の部分にも被るように、貼っていました。

医療用テープは色々ありますが、この水色のシリコーンテープが一番肌に優しいです。小児科でもこの色のテープを使っていました。


・防水フィルム:ガーゼや綿球がお風呂で濡れないよう、覆います。コレを使えば、毎日交換しなくてOK。


こんな感じですね。

手当の道具はドラッグストアにもいろいろ置いています。

これから成長していくと擦り傷、切り傷などのケガをたくさんするようになります。

自宅にあるといざというときに役に立つので、必要そうなものは準備しておくと良いです。