こんにちはmonakaです。
温泉って良いですよね。自宅のお風呂とは別格です。
さて、温泉に含まれるメタケイ酸という成分をご存じでしょうか?
温泉成分表に記載されているのですが、ずっと「変な名前だな~」くらいにしか思っていませんでした。
そんなメタケイ酸、実はものすごく嬉しい美容成分みたいですよ。
詳しく調べてまとめました!
温泉成分表に表示されている「メタケイ酸」とはどんなもの?
まず、メタケイ酸とはなんなのかをさらっと確認しましょう。
興味のない方はふうんと読み飛ばしてくださいませ。
メタケイ酸は漢字ではメタ珪酸と書きます。
化学式で書くと(H2SiO3)です。
水素(H)が2つ、ケイ素(Si)が1つ、酸素(O)が3つ。
目には見えないこのセットがずらずらと繋がって存在しています。
ケイ素は英語ではシリコンです。自然界では、石の中に多く含まれているようですよ。
人の骨や髪、皮膚などを構成する成分でもあります。
メタケイ酸に期待できる効果・効能とは?
お待たせしました。温泉に含まれるメタケイ酸の嬉しい美容効果、それは保湿です。
お肌をしっとりさせてくれる効果があるのです。
- 肌の新陳代謝を促進する
- セラミドを整える
- 活性酸素の発生を抑える
- 活性酸素を除去する
このような作用があるそうです。
肌トラブルを改善させたり、予防したり。嬉しいですよね。
なので、最近では、メタケイ酸を配合した化粧水が多く販売されています。
メタケイ酸を含む温泉水が飲用可能であれば、温泉を飲むことで
- 肌が潤う
- お腹の調子が良くなる
- 髪が強くなる
- 白髪になりにくくなる
- 抜け毛が減る
- アンチエイジング
このような効果があると言われています。
ケイ素は骨の形成に関与しているといわれているので、長期的には骨を丈夫にする効果も期待できるかもしれません。
メタケイ酸を多く含む温泉はこんな人におすすめ
保湿と美肌をサポートしてくれる、メタケイ酸を多く含む温泉は
- 乾燥肌の人
- 肌がカサカサの人
- 小じわが気になる人
- アトピー体質の人
- 髪を丈夫にしたい人
こんな人におすすめです。
アトピーや髪への効果は、数回の入浴では改善が感じられないかもしれません。
新陳代謝の関係で、新しい細胞が育つまでに肌は1ヶ月くらい、髪は半年くらいかかるものです。
焦らず継続的に通ってみてくださいませ。
温泉中のメタケイ酸はどれくらい含まれていると良い?
温泉中に含まれるメタケイ酸の量が多いほど、美肌効果が期待できます。
メタケイ酸が多い温泉ということは、まるで保湿効果の高い、濃厚な化粧水・美容液に全身で浸かるようなものですね。実に贅沢で素晴らしいことです。
目安として、メタケイ酸の量が100mgを超えていればその温泉は「美肌の湯」と言えるでしょう。
是非、入浴する際は温泉成分表を確認してみてくださいね。
温泉成分表は脱衣所に掲示されていることが多いです。
肌だけでなく髪の保湿にも役立ちますので、メタケイ酸を多く含む温泉に浸かる際は、ザブザブと頭からお湯を浴びたいものです。
※温泉の中に潜ってはいけません。温泉を桶に汲んで、温泉の外で浴びてください。
なんとシリカはメタケイ酸の仲間だった!
シリカという言葉に聞き覚えはあるでしょうか?
美容や健康に良いとして、シリカ水が市販されています。
シリカもケイ素(Si)を含む物質のことなのです。
つまり、メタケイ酸の仲間!
日常的にシリカ水を取り入れることで、メタケイ酸を含む温泉水を飲用したときのような効果を得ることが期待できるでしょう。
怪しい健康食品にはご注意ください。
ケイ素の素晴らしさが分かってきたのはつい最近のことです。
これから先、ケイ素を含む医薬品が誕生する可能性も大いにあります。
しかし、研究ははじまったばかりといって良いでしょう。
美容や健康増進などに対する具体的な有効性については、まだ十分明らかにはなっていません。
1日に摂取する量についても何も決まっていません。
摂りすぎるとどうなるのかもはっきりとはわかっていないのです。
くれぐれも過剰摂取にならないよう気をつけてくださいね。
栄養成分はバランス良くとることが一番大事ですよ!
参考 https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20221207_2.html
まとめ:温泉を選ぶときはメタケイ酸の量をチェックするべし!
ここまでお読みいただきありがとうございます。
メタケイ酸の良さがおわかりいただけたことと思います。
メタケイ酸を100mg以上含む温泉は「美人の湯」
全身しっとりすべすべの美肌になれますよ。
じっくり浸かって癒やされてください!