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小田原、なみのこ村キャンプ場レビュー2025年10月|波の音がすごかった!

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神奈川県小田原市の海沿いにある「なみのこ村キャンプ場」。

JR根府川駅から、徒歩でも行けるキャンプ場です。

釣りやキャンプ、BBQを一度に楽しめる場所として人気ですが、実際のところはどうなのでしょうか。

2025年10月上旬、家族と友人で訪れたときの体験をもとに、現地の雰囲気や設備、気になった点など正直にレビューします。

これから行く予定のある方、特に初心者やファミリーの方の参考になれば幸いです。

なみのこ村キャンプ場とは?

なみのこ村は、小田原の海岸線にあるキャンプ場です。

バーベキュー、オートサイト、ログキャビン泊などが楽しめます。

都心から車で約2時間半とアクセスも良く、気軽に海キャンプを体験できるのが魅力。海に面しており、釣りやダイビングもできます。

敷地はこじんまりとしていて、トイレや炊事場などの移動距離が短く、全体的に清潔。初心者や子連れにも利用しやすい印象でした。

実際に泊まってみた感想レビュー

〜チェックインからサイトの様子〜

この日はくもり空。夕焼けや月は見えませんでしたが、翌朝にはきれいな朝日を拝むことができました。

私たちはログキャビンに宿泊し、友人はオートサイトを利用しました。同行者は家族と友人、子どもを含めたグループです。

受付ではスタッフの対応が丁寧で、初めてでも安心できる雰囲気でした。

なみのこ村の場内はコンパクトにまとまっています。炊事場・トイレ・キャビンの距離が近く、移動にストレスを感じませんでした。

夜になると波の音が響き渡り、テントの中で横になると、まるで海の底にいるような感覚に…。

波が打ち寄せる轟音は想像以上で、「波に襲われそうで眠れなかった」という人もいました。(笑)

時期にもよるのでしょうか。穏やかな波のせせらぎ…なんて優雅な感じではなく、

ザザーン!ザッパーン!と猛々しい波でした。

静かな自然の音というよりは、力強い“海の音”を感じるキャンプ場です。

波の音と周囲の環境|静寂とは程遠い

利用したのは平日で、他の利用者は1〜2組。

場内はとても静かでした。

むしろ「子連れの自分たちが一番うるさかったかも」と思うくらい、落ち着いた雰囲気です。

ただし、静かなのはキャンプ場内の人間だけで、周囲の環境音はそれなりにあります。

道路を走る車の音、夜中にトラックや暴走バイクが通る音、さらに近くを走る電車の音もガタンゴトンと聞こえました。

海の轟音も常に聞こえており、決して“静寂のキャンプ場”ではありません。

さらに、夏休みシーズンなどは超満員で賑やかなのでしょうね。区画が広くはないので、人口密度が高くなるとガヤガヤ声も気になりそうです。

眠りが浅い人は、耳栓を用意しておくと安心です。

うるささについて詳しく→なみのこ村はうるさい?滞在して聞こえた音の正体

ログキャビン宿泊体験|設備は充実して快適

私たちが泊まったログキャビンは、素朴な雰囲気のシンプルな造りでした。

2階に2人、1階に3人が寝られる仕様で、柔らかいマットレスが敷かれています。

掛け布団はないので、季節によっては寝袋か毛布を持参したほうが良さそうです。

忘れてしまっても、エアコンで温度を調整することができるのでなんとかなりそうです。

ログキャビンにはエアコン・冷蔵庫・コンセント完備で、快適さは十分。

持参したケトルでお湯を沸かしたり、炊飯器でご飯を炊いたりできました。

照明も明るく、キャビンの外にもランプが設置されており、夜でも安心です。

また、すぐ近くに炊事場の灯りがあるので、暗さや怖さは感じませんでした。

ログキャビンのテラスにはテーブルとベンチがあり、外でのんびり過ごすこともできます。

全体的に、「キャンプ初心者でも安心して泊まれるキャビン」という印象でした。

近くに食事処(和食・インド料理)があったり、コンビニがあったりするので自炊必須というわけでもありません。

釣り体験|初心者にはハードル高め

磯に降りる階段

なみのこ村では、海釣りを楽しむことができます。

ただし、私のような初心者には難易度が高いと感じました。釣りポイントは磯と海辺の2箇所かなと思いました。

訪れた日は波が強く、岩に波が打ちつけます。うっかりしたらびしょぬれになりそうなほど、大きな波もたまにあります。

海辺は砂浜ではありません。足元には10〜20cmほどの石がゴロゴロゴロゴロ。歩くと転びそうになります。安定して立つのもちょっと大変です。

小石だらけの海岸

サビキ釣りしかしたことのない夫がせっかくなのでと投げ釣りを2〜3回試してみましたが、すぐに諦めました。

岩だらけですし、波も強いです。根掛かり覚悟、しかけ紛失覚悟で挑まないとなりません。

釣りに慣れていないと少し厳しいんじゃないかなあ。。。。

安全第一で、子ども連れの場合は波打ち際には近づかないほうが安心です。

なみのこ村は遊泳禁止!

今後、上達したら魚釣りリベンジしたいですね。

海岸からカサゴを釣った人がいると聞きました。

釣り情報まとめ→なみのこ村で釣り!釣れる魚は?

炊事場・トイレ・設備の清潔さ

炊事場は4つあります

炊事場、トイレは汚れなく清潔でした。

竈も、炭やススが全く残っていませんでした。

道には松の葉が落ちていますが、歩きやすいよう、掃き掃除をしてくれています。

今回は涼しい気候で汗をかかなかったため、シャワーは未使用でしたが、利用した人の話では「綺麗で気持ちよく使えた」とのこと。

全体的に施設がコンパクトにまとまっており、どの設備にもすぐアクセスできるのがとても便利です。

キャンプ場全体の手入れが行き届いている印象を受けました。

バーベキューと焚き火の時間

かまどで火起こししてみました

バーベキューコンロをレンタルして、夕食は焼き肉と野菜のホイル焼き。

レンタルできるのはコンロだけです。焚き火台、テントなどのレンタルはなさそうです。

かまどがあるので、鍋や網を持ち込めばお料理できます。(ススで真っ黒になりますけど…)

暑くもなく寒くもなく、牛肉の焼き加減もちょうどよく。海を感じながらの食事は格別でした。

炭火焼きって本当においしい〜。

〆には焼きマシュマロです。んまい!

魚が釣れたら、塩焼きにして食べられます。食べたかったな〜。あ、でも包丁持ってきてなかった。

子どもたちは松の葉を拾ってきては焚き火にくべるのを楽しんでいました。乾いた松の葉はよく燃えてくれます。

たまに、焚き火台から落下して地面の松の葉に引火しそうになるのでそのたびに大騒ぎでした。

ちなみに、火起こしはメタルマッチと麻紐を使いました。かっこよくてテンション上がるのでおすすめです。


火を囲む体験を思う存分楽しめるのがキャンプの醍醐味ですよね。

後片付けについて

灰以外のゴミはすべてお持ち帰りです。灰は、かまどの近くにあるドラム缶に入れればOKです。

有料でゴミを引き取り廃棄してもらうことは可能なようでした。ゴミの分別をしっかりとお願いします。ね。

洗い場は4つありますが、洗剤・スポンジはありません。お忘れなく〜。

口コミでわかる評価と注意点

テントから見える、朝7時の海

GoogleマップやSNSの口コミを見ても、評価は全体的に高めです。

「海が近くて景色が最高」「スタッフが親切」「家族で安心して泊まれた」などの声が多く見られます。

一方で、「波の音が想像以上に大きい」「夜は車や電車の音が気になる」という口コミも複数あります。

実際に体験してみて、この点は確かに納得。“静かで落ち着いたキャンプ”を求める人には向かないかもしれません。

まとめ|海の迫力を肌で感じるキャンプ場

なみのこ村キャンプ場は、「海を身近に感じたい人」にはたまらないロケーションです。

素泊まりログキャビンは快適で、設備も整っており、ファミリーや初心者でも安心して利用できます。

一方で、波音や周囲の車の音が大きく、静かに過ごしたい人には少し不向きかもしれません。振動は気になりませんでした。

釣りやバーベキュー、焚き火を通して、自然の力強さと海辺の非日常をしっかり体験できる場所。

「都心の近くで自然を味わいたい」――そんな人におすすめのキャンプ場です。

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