学資保険とかこども共済が必要なのか考えてみる。

coin 資産形成

こんにちはmonakaです。

3歳と5歳の子がいます。更に、現在妊娠中です。

こどもの保険・共済。皆さん加入してますか?

保育園からかわいいチラシを持って帰ってくるんですよね。

アンパンマンの絵とか書いてあって。

メリットデメリットを少し検討してみました。

どなたかの参考になれば幸いです。

(我が家には必要ないなーという結論になりました。)

学資保険・こども共済はどんな人に向いている?

・現在貯金が少ない人

満期時に受け取れる金額と同等以上の貯金がすでにある人はほぼ、必要ないと思います。

現時点で貯金が少ないということは、お父さんお母さんがとても若く、働き始めてから日が浅い(貯金を積み立てる期間が少なかった)か、ものすごく貯蓄が苦手かのどちらかだと思うんです。

貯蓄が苦手な人は、やった方が良いと思います。強制力がありますので。

貯蓄が苦手でなければ、もしもの時の保険として、最低限の金額だけ加入して、NISAを併用するのが良いと思いますよ。

投資(積み立て型の投資信託)と比べてどう?

返礼率100%以上! って書いてありますよね。

預けたお金増えるの!?最高じゃん。

新社会人の私は保険屋のおばさんの話を聞いて、喜んで終身保険に加入したものです。

最近話題のNISAと比べたら全然たいしたことないので驚いてください。

投資信託が勝る点

有名どころのS&P500という商品があります。

アメリカの500の企業の業績に連動して成長する指数なのですが、こちらは年に6%とか成長しています。特に最近は10%以上成長しているそうなのでやばいです。

「学資保険で返礼率111%とかあるよ?」って思うじゃないですか。

あれは、毎年18万円を10年間支払って、最終的に200万円お返しします。ということで。

200÷180=1.11の計算なのです。しかも受け取るのは20年後とか。

S&P500は1年間で10%増えるのですよ。

毎月1.5万円を10年間積み立てた場合、もしも10%の成長率が続いていたら

10年後には307万円。さらにそこで積み立てをやめて10年放置すると796万円になるという代物です。

いやはや元本180万円が約800万円になるなんて嘘みたいですね。444%増加しちゃってます。

とはいえ、相場は変動するもの。

さすがに20年間も10%が続くのはないでしょう、ということで超控えめに1%の成長率で計算してみます。

毎月1.5万円を10年間積み立てた場合、10年後に189万円。

積み立てをやめて10年放置すると208万円になるようです。

あら微妙。う~ん、この程度ならおとなしく保険に入ろうかなと感じますね。

マイナスの年もありますからね、少しでも下がるのは精神衛生上耐えられない!

という方はやめておきましょう。

間をとって5%も計算しておこうかな。

毎月1.5万円を10年間積み立てた場合、10年後に232万円。

積み立てをやめて10年放置すると378万円になるようです。

おそらく現実的な数値はこれくらいかと思われます。良いですね。

そうそう、NISAは非課税ですが、子供名義の特定口座で運用した場合は儲けの2割程度が税金として消えてしまいます。ご注意ください。

学資保険・こども共済が勝る点

税制面で恩恵を受けられる。

生命保険控除の対象のようなので、年末調整か確定申告で所得税と住民税が返ってきますね。

保険料、還付金には上限があるので上手いこと計算してください。

(知識の無かった私は、高額な保険料を支払うほどに税金も返ってくると思ってました。泣)

保険者・被保険者に不幸があったときに保険金が支払われる。

貯金が無い人が入るべき理由としてこれが一番大きいでしょう。

支払いの途中で大きなケガや事故があったときでも、設定した受取額が満額保証されるのです。

ありがたいですよね。

まとめ

私が学資保険・こども共済に加入するか否かを検討したついでに考えたことを記録してみました。

まだまだ勉強不足で申し訳ないのですが、、

少しでも家計の参考になればうれしいです。