現在狭い生活圏内で生きてる主婦が旅の良さを語ってみる。

風景おでかけのきろく

あー旅に出たい。こんにちはmonakaです。

昨日は天気が悪くとても寒かったです。今日は晴れましたが寒いです。朝、子供二人を連れて保育園まで歩きながら思いました。

「この空気はヨーロッパに似ている。長野にも似ている。」

ここは静岡なのに。

そして唐突に旅の記憶がよみがえりました。普段は全く思い出せないのに、です。

旅先で歩いた道々の記憶だったり、旅先で見た日常の風景だったり。次から次へと過去の旅の記憶がわいてきて、いろんなとこ行ったんだなあ。としみじみしました。

そしてとても気分が良い。単純に冷たい空気と暖かい日差しが心地よいということもありましょうが、子育てで身動きのとれない日常を抜け出したような爽快感がありました。

空気感、音、におい。これらが記憶を呼び覚ました経験は誰にでもあるでしょう。

以前体験したことしか思い出せません。他人の体験談ではピンとこないのです。

第一、今回思い出したことは旅から帰ってわざわざ語るような内容ではありません。もっとこう、珍しかったモノとか美味しかったモノとかそういうお話が求められると思い込んでいますから。空気感なんて、言語化するのが難しいですしね。

そんなこんなで普段すっかり忘れていた旅の記憶は、ひょっこり顔を出して私を嬉しい気持ちにさせてくれました。空だと思っていたポーチから思い出の写真が出てきたような感じです。

旅に出ることはわざわざ時間とお金をかけて遠くまで散歩に出ることとあまり変わらなくて。準備は面倒だし、荷物は重いし。たとえ海外に行ったからって数日の旅行で英語が話せるようになるわけでもないし。出かける前と何か変わったのかよく分からないものです。しかし、旅先で見たモノ触れたモノ聞いたモノ感じたモノ食べたモノ全て何かしらその人を豊かにしてくれるのだと思いました。

旅という非日常の経験は、全て話のネタになります。旅先で不便だったことやつまらなかったことも。旅の最中はひどい心境かもしれませんが、後日になればいくらくだらなくても良い思い出です。もし、その話を家族や友人が笑って聞いてくれるならなおさら良い経験をしたことになります。

本や映像で追体験することも効率的でお手軽でとても良いです。しかし、やはり現地に行かないと分からないこと、感じられないことはあります。まとまった時間をとって旅に出たいと思ったのでした。

つらつら書いていて、旅に限らずいろんな経験をすることは大事だなーと思いました。

百聞は一見にしかず。実際に五感で触れるのです。

これからはモノではなく体験を買う時代という言葉を見かけましたが、そういうことかもしれません。

多くの経験をすることが良い人生なのかもしれないというまとめで終わります。さようなら。